築70年の一戸建てを
スケルトンリノベーションで
快適に暮らしを考えたリノベーションに

6畳2間を仕切っていた壁を撤去し、もとのキッチン部分の一部と一体化し、ひと間続きのLDKを実現しました。「動線は便利にしたいけど、キッチンを丸見えにはしたくない」というM様の要望で、キッチンを隠す壁を設置しました。壁には思い出ある欄間を組み込み、温かみのある壁紙を採用することで、空間のアクセントに。外に面している窓は欄間をなくしたことで高さが出て、明るい空間になりました。

キッチンをリビングダイニングとひと間続きにすることで、スムーズな動線を確保。壁を設けたことにより、程よい目隠しになっています。壁内には家電収納と食器棚を設置することで使い勝手もアップしました。

「壁に組み込んだ欄間からリビング側の光が入り、キッチンも圧迫感がありません。壁と欄間の組み合わせは、いいアイデアでしたね」とM様もご満悦のご様子でした。

以前は玄関扉を背にして左側にあったトイレを、玄関スペースを広くするため右側に変更しました。来客用としても使うため、内装は落ち着いた雰囲気に。高窓を設けることで、明るいトイレ空間になりました。

施工概要

お施主様情報 東京都目黒区 M様邸
築年数(完工時) 30年以上
家族構成 お一人暮らし
工費 2,500万円(税込)
種別
戸建
工期 約3ヶ月
施工箇所 キッチン、洗面、リビング、玄関、外壁

CONCEPTコンセプト

築70年の一戸建てを
スケルトンリノベーションで
快適に暮らしを考えたリノベーションに

古い木造住宅は設備の老朽化も気になり、収納不足や、間取りの使い勝手も導線も不便で耐震面も不安でした。「古い木造住宅の仕様を見直し安心して快適に暮らしたい」とご要望をいただきました。

築70年も経った木造住宅は設備の老朽化はもちろんのこと、構造上の不安、収納不足や、間取りの使い勝手や導線など、非常に課題の多い物件でした。
そこで、躯体だけを残しあとは全て撤去するスケルトンリノベーションを実施しました。根本から構造を見直し補強する必要があったからです。綿密な耐震診断をもとに基礎を補強し耐震性をUPさせました。
内装は、間仕切りのない空間をつくるため、キッチンと6畳2間の壁を撤去し一体化。開放的で導線にも配慮したLDKを実現することができました。お施主様の将来を見据えて、バリアフリー仕様での設計、寝室にもトイレを新設するなど、小回りの利く導線で暮らしやすさも工夫しています。

古い木造住宅の仕様を基礎から見直し、お施主様の生活に合わせて全て一新することで、安心・安全・快適で末永く暮らせる住まいをご提供することができました。

お客様の声

古い木造住宅は設備の老朽化も気になり、収納不足や、間取りの使い勝手も導線も不便でした。耐震面も不安で、「古い木造住宅の仕様を見直し安心して快適に暮らしたい」とリノベーションに踏み切りました。「丁寧で信頼できる会社がある」と御社でリノベーションした身内から紹介してもらったのがお願いするきっかけでした。お会いしてみると親身になって話を聞いて下さり、依頼することに。わがままを言っても、決して「できません」と言わずに「こうしたらできます」と常に的確なアドバイスがあり、安心してお任せすることができました。まるで新築のような素敵な家になりました。